ホーム>園だより“ろりぽっぷ” > アーカイブ > 2012-04

2012-04

やれる人が、やれる時にやれることを 〜父母の会組織はないけれど〜

てんとうむし 837号 2012年4月27日

さわやかに晴れ渡った火曜日、八部咲きの八重桜の下で野点(のだて)を行いました。緋毛氈(ひもうせん)の上で和菓子をいただき、お抹茶をすするその顔は神妙そのものです。時折、お茶碗の中にひらひらと花びらが舞い落ち、この季節ならではの茶会となりました。花の盛りは限りがあります。晴れ間をぬって全クラスお花見ランチも行いました。

さて、24日、26日と、2日間にわたり年度始めの父母会、クラス会が行われ、その際、各クラスで連絡係の方を2、3名決めていただきました。連絡係とは一般的な役員とは違うものです。ろりぽっぷは父母会組織を持たない園ですが、何か事(慶弔等)が起きた時に、連絡を取り合う手段があった方がいいのではというお母様方からの発案で決めさせていただいたものです。時は移り、現在ではクラスのお母様同士の交流の場をセッティングすることなどを行うように変化してきています。

○父母会の組織はなぜないの?

ろりぽっぷは、誰かに強制されてやるのではなく、自分の意志で行動するのがモットーの園です。従って、ご父母の方たちも、やれる人がやれる時にやれることを自主的に手伝っていただくわけにはいかないか、そうすれば、いろいろなことが気持ち良く回っていくのでは、と考えました。
以来、、行事や保育で手をお借りしたい時、その都度呼びかけさせてもらって現在に至っています。例えば、プレイデー(運動会)、キャンプ(年長)、もちつき(年長)、裁縫(年長)、カレー作り(年長)、絵本屋さん、夕涼み会などなど。沢山の方たちが、子どもたちのために時間をさいて集まってくださっています。ご自分の意志で手を挙げてくださっていることはありがたいことだと思っています。

○保護者同士の交流はどうすればいいの?

クラスの父母同士の交流は自由に聞くことができます。
父母会、クラス会は年4回開かれますが、それだけではなかなかお友だち作りにまで発展しないという声があります。そこで、もっとクラスのお母さん同士で交流したいという思いを実現するために、各クラス2、3名の連絡係の方を中心に、独自の懇談会を開くことができます。公園で集まったり、お母さんだけでお茶会やお食事会(昼に限ります)をしたり等…。あまりヒートアップしないよう、ほどほどにとお願いしています。

今週のろりぽっぷ子たち

お花見ランチ
4/25 年少組 門の脇の八重桜の下で。

お花見ランチ

ぎゅっと抱いてあげて

てんとうむし 836号 2012年4月20日

ろりぽっぷのシンボルツリー八重桜のつぼみがようやく赤味を帯び、枝先のつぼみがチラホラ開き始めてきました。来週には開花が期待できそうです.昨年見合わせた野点(のだて)も再開したいと思います。

さて、新入・進級のお友だちもようやく10日ほどが過ぎました。初日、初めてお母さんの元を離れて登園してきた子どもたち。楽しみにしていた幼稚園だけど、ちょっぴり不安だなという表情をのぞかせてバスから降りてきます。泣く子がたくさんいるのかなと迎える側のスタッフも待ち構えていましたが、思いの他少なく、肩すかしの感がありました。でも、泣いてもいいのです。見方を変えれば、その子は自分の不安をありのままに表現しているのですから。我慢をして泣けないよりは泣いた方がいい。泣きたい時はないてもいいんだよと、その思いを受けとめてあげると、子どもの心はぐんと楽になるものです。自分の力で園生活を送る自信が持てるようになるまで、保育者が寄りどころととなって園が安心して生活できる場だということを知らせていきたいと思います。ぐずっていたお子さんも、担任やスタッフにおんぶや抱っこをしてもらううちに、いつしか笑顔がこぼれ、帰る頃にはもうみんなと一緒に帰りの会に参加していますので、ご安心ください。
登園しはじめて2、3日目の頃、こんなエピソードがありました。

朝バス内では最初は泣いていたものの、途中から泣きやんで園に到着したA君。門から園内に入ると再び涙。「ここ(幼稚園)はきらい。ママがいい!!」と、しばらく立たずみながら、まわりを見わたしては、また涙…。近くにいた先生より1輪のパンジーを手渡され、「これ、先生(担任)にどうぞって渡してきたら?」と声をかけられると、それを手に持ち、すっとお部屋まで歩いて行けました。その後、しばらくクラスの入り口の所でまわりを観察。他の子どもたちがすべり台をしたり、シールを貼ったりするのを見ているうちに、気持ちが切りかわったようで、自分からくつを脱ぎ、上ばきをはき、私の顔を見上げ、ニッコリと笑顔で「おはよう!!」とあいさつをしてくれました。室内に入ると、それまでおろすのをいやがっていたリュックもすんなりとおろし、シールも担任と一緒に貼ることができ、その後、室内で遊び始めました。しばらくしてそーっと様子を見に行くと、リュックを再び背負った姿が…。またまたお母さんが恋しくなったのかなと訳を尋ねると…「ヨーカドーに行くの。」とのこと。そのまま笑顔ですべり台をすべっていたした。
——部屋の入り口でじっくりとまわりの子どもたちの様子を見ることによってぱっと気持ちの切りかえができたA君。待つことの大切さ、そしてやはりお友だちの力はすごい!を実感できた出来事でした。補助スタッフ記

そんなお子さんたちですが、ずい分園ではおりこうさんで、新しい環境に慣れようと緊張している様子もうかがわれます。お家でも、夜泣きをしたり幼稚園に行きたくないと言ってみたり、ふとした時に弱音をみせたりしているのではないでしょうか。そんな時は、そうだよね、初めてママから離れるんだものね、あなたもがんばっているんだよねと、ぎゅっと抱いてあげて下さい。あと1ヶ月もすれば緊張も取れ、本来の姿を見せてくれるようになり、元気な「ただいま」が聞かれるようになると思います。今しばらくは、ゆっくりと見守っていただくようお願い致します。

今週のろりぽっぷ子たち

ランチがはじまったよおいしくってたのしくって思わずウフフ〜♡

1日目のカレーも、2日目の焼きそばも何度もおかわりする子どもたちが多く、調理室ではうれしい悲鳴が…。
3日目のサケフライもよく食べてくれました。4日目のチャーハンはおかわりを取りにスタッフが何往復もしていました。残り物がほとんどなくスタッフも感動していました。

ランチがはじまったよ

こんぺい糖の効用

てんとうむし 835号 2012年4月13日

桜散らしの雨が週なかばに降り、白っぽかった花びらがピンクに変わり、また違った美しさを見せてくれました。10日の入園式は最盛期の桜に迎えられて50人のお友だちがろりぽっぷ子の仲間入りをしました。新しいお友だちのキラキラ光る瞳を前にし、私共スタッフも心が躍る思いです。
さて、式の中で園長がこんぺい糖の話しをしたのを覚えておいででしょうか。初めての方は、「ん?何だろう」と思われた方もいらっしゃる事と思います。こんぺい糖について少し付け加えさせていただきます。

いつの頃からか、私は朱塗りの円い小さな小箱に入れたこんぺい糖を手元に置くようになりました。できるだけたくさんの子どもたちと言葉を交わしたいという思いがきっかけでした。今やこんぺい糖は子どもたちを私をつなぐ必須アイテムとなり、1粒食べればみるみる元気になる“魔法のこんぺい糖”になりました。1日1個、あしたも1個と言い聞かされている限定品の小さな小さなこんぺい糖は、子どもたちにとってはチョコレート1枚分くらいの甘味と元気を与えてくれるように思います。
朝登園したらまずこんぺい糖を食べなければ始まらない子、仲良しの友だちと「こんぺい糖もらいに行こうか」と声をかけ合って来る子たち、遊びが見つからずとりあえずこんぺい糖でも…とやって来る子、友だちとうまくいかなくなってちょっと一息入れに来る子、休み明けに「しばらくだね」と顔を見せに来る子、楽しくっても、ちょっとつまらなくっても、ふっと開いた時間を、こんぺい糖をはさんでいろいろと言葉を交わす。そして、こんぺい糖に後押ししてもらい、部屋をかけ出して行く。そんな子どもたちの姿を毎日目にすることをできるのが、溜まらなく幸せです。

こんぺい糖の効用

こんぺい糖にまつわるエピソードを1つ。3月の卒園式の事です。ほんの思いつきで卒園児にこんぺい糖を1袋ずつプレゼントした後日談です。4月になってお母様からお手紙をいただきました。

幼稚園から1人で小学校へ進む息子は、“不安と、でも大丈夫!”という気持ちを抱いての入園式だったと思います。前日の夜、息子にこんぺい糖の話しをしました。「卒園式の時に皆にくれたこのこんぺい糖には、園長先生の、先生達の気持ちがたくさん込められているんだヨ。1人じゃないヨ。さみしい時には、幼稚園を思い出して、園長先生や先生達がいるヨ。お友だちと楽しかったあの思い出をこのこんぺい糖が思い出させてくれるヨ。元気を出して!!って。そういう優しい気持ちがたくさん込められたこんぺい糖なんだヨ。」と伝えたら、緊張していた 気持ちが解けたのか!?顔をくしゃくしゃにして泣いた息子。<br />「うん!!」と言ってこんぺい糖を大切そうに見つめていました。そして入学式当日!!1粒のこんぺい糖を食べて、「よし!!」と1人で気合いを入れている姿は、どこか決意を込めている様な気がして、男の子の頼もしい姿に、親としても少しずつ、手を掛ける事から目を配る時が来た事を感じました。きっと楽しい事ばかりではないと思いますが、そんな時にはこんぺい糖に込められた思いが、支えてくれると思います。(原文のまま)<卒園児 新一年生母>

今週のろりぽっぷ子たち

てんとう虫みーつけた!!

てんとう虫みーつけた!

入園式の日、園庭の満開の桜の下で記念写真を撮りました。
あの桜は、“つばさくんの木”と名付けられたろりぽっぷの特別な思いが込められている木です。この桜の季節にぜひお伝えしたくて、つばさんくのお母様が書かれた分をとり上げさせていただきます。

つばさくんの木

その気は、埼玉県岩槻市内の“ろりぽっぷ幼稚園”の園庭に、子どもたちの賑やかな声に囲まれて立っている桜の木です。平成7年11月7日、学校帰りに横断歩道上で交通事故に遭い亡くなった息子のために、園の先生方が49日の日に植えて下さいました。細くて小さな桜の木は、園児達の居ない北風の吹く寒い園庭の中で、戸惑うように不安気に揺れていました。植木屋さんは、「今年、花は無理でしょう」と、言ったそうです。

「今年、咲くはずのなかった桜の花が数個咲き出しましたよ」との電話を園長先生から頂き、駆けつけました。

花をつけた枝は、指の太さ程しかなかったけれど、確かに生きている逞しさでした。桜の木には、『つばさくんの木』という、木に彫刻されたプレートがかかっています。ある園児のお父様が、作って下さいました。それは、まるで園児達の名札のようです。桜の木は名前をもらい、幼稚園の仲間に加えてもらいました。嬉しかったんだよね。嬉しくて、楽しくて、頑張って咲いちゃったんだね。
翔は、姉と共に幼稚園に行きたくて、2歳で入園してしまいました。周りに友だちが居なくて寂しかった事もあり、入園してからは大勢の友だちと仲良く遊びはじめました。自由保育という教育方針の中で、翔は本領発揮しました。新聞紙を細く丸めて剣を作って戦う。割ばしと輪ゴムで鉄砲を作って、ヒーローになる。七輪でさんまを焼き、上手に骨を取ってみせる。

楽しくてたまらない幼稚園生活を、4年間過ごし、結局すぐ隣りにある小学校の3年間より長くなってしまいました。
ある日、桜の木は園児達の格好の対戦相手となったそうです。春の優しい風に誘われて花びらが舞って、幼くて小さな木は園児達の力でも揺れるからおもしろかったのでしょう。根元近くの所が傷ついてしまったそうです。その事を知った園長先生が、何故つばさくんの木というのか話して下さいました。そうしたら子ども達は、それぞれ布を持って来て、傷ついた所に巻いてくれたそうです。優しくそっと、自分達が母親に包帯してもらった時のように、桜の木を包んでくれたのだそうです。
悲しくて、辛くて、どうしようもなくて塞ぎ込んでしまっていたけれど、皆様の優しさに励まされ春がくれば咲く桜の花に勇気をもらいました。つばさの魂が、いつまでも園庭で人々のことを見守ってくれていることを念じています。

岡山県公募・・・木にまつわる思い出「森のピノキオ」より(2000年刊)

入園・進級 おめでとう

てんとうむし 834号 2012年4月9日

桜やスミレ、チューリップが咲き誇り、木々も芽吹き始めて命の躍動を感じる新学期。
入園を迎えたお子さんたちは、指折り数えていた幼稚園生活がいよいよ始まります。
どんな友だちと一緒かな…お部屋はどこかな…担任の先生は…等々、期待と不安で小さな胸はいっぱいになっていることでしょう。でも、大丈夫。どうぞご安心ください。私たちろりぽっぷのスタッフ全員が心を込めてお母さんの代わりとなってお子さんたちのお世話をさせていただきます。

進級組のお子さんたちも、24年度の始まりです。満3歳児だったお子さんはもう1回年少組を、年中組に持ち上がりのお子さんたちはプレイルームを経験したお子さんたちと新入園児のお子さんたちとミックスされ、新たな友だち作りが始まります。また、年長組は、これぞろりぽっぷというような体験が目白押しです。今年はどんなドキドキ・ワクワクが待っているのでしょうか、楽しみですね。
まずは、一日も早く保育者と心を通わせ、仲良しになり、幼稚園が安心して過ごせるようにと願っています。ありのままの自分を出してもいいんだ、受けとめてもらえるんだと思ってもらえるよう、私たちスタッフがしっかり両手を広げ、抱きしめていきたいと思います。

※平成24年度(2012年度)・年間のねらいは下記のページでご覧ください。

http://www31.ocn.ne.jp/~lollipop/guideline/12semesterone.html

ホーム>園だより“ろりぽっぷ” > Archives > 2012-04

ランチメニュー
ランチメニュー
園だより(2018年度版)
園だより“ろりぽっぷ”

ろりぽっぷ子たちの園生活の様子や保育について、ブログ形式でお伝えしています。

ばうの紙芝居
幼稚園へのご連絡は…
記事の検索
RSSフィード
Meta

ページの先頭へ

Copyright © ろりぽっぷ幼稚園 All Rights Reserved.
ホームページ記載の記事・写真等の無断転載・複製を禁じます。