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2013-03

やさしさと自信と 〜卒園おめでとう〜

【年長最終号】てんとうむし 869号 2013年3月18日

てんとうむし869号
淡い春の日差しの庭に、色とりどりの服をまとったろりぽっぷ子たちがとび回り、その生き生きとした姿に命の輝きを感じます。
行きつ戻りつしている春もようやく確かなものになり、年長組59名の子どもたちの巣立つ日も間近になってきました。3年、そして2年前の4月、ホールにはちょっぴり不安そうなあどけない子どもたちの姿がありました。そして今、ひとまわりもふたまわりも大きくなった自信に満ちあふれた年長さんが、凛とした表情で卒園式に臨みます。

年長組の子どもたちは、この一年間に驚くほどの成長を見せてくれました。これまでの道のりには、いろいろな心の葛藤があったことは言うまでもありません。ひとりひとりが泣いたり、笑ったり、けんかしたり、保育者に心の内を聞いてもらったり、抱きしめてもらったりしながら、自分の力でいろいろな出来事を見事に乗り越えてきました。素晴らしいのは、子ども同士お互いが影響し合い、育ち合って成長してきたということです。
ありのままの自分でいいんだ、みんな違っていいんだ、ゆっくりでいいんだと大切なことに気付いた子どもたち。お互いの良さを認め合い、やさしさを分け合ってかけがえのない友だちの存在を実感した子どもたち。友だちとの結びつきをどうしたらうまくやっていけるのか、人として大切なことを学んだこどもたち。自分で考え、決断し、行動する力、困難を乗り越える力、やわらかい感性と生きる力を身に付けた子どもたち。そして、何よりも誇らしく思うのは、子どもたちの心がやさしく、思いやりに溢れているということです。

共に遊び、共に笑い、涙してきた私たちは、子どもたちのやさしさに勇気づけられ、なぐさめられ、喜びをたくさん分けてもらいました。これからも子どもたちが訪れた時、ひとりひとりの良さを誰よりも知っている私たちスタッフが、いつでも抱きしめてあげたいと思っています。

年長組のお友だち、卒園おめでとう そして さようなら。

おともだちいっぱいできたね

【年少・年中最終号】てんとうむし 869号 2013年3月18日

てんとうむし869号
淡い春の日差しの庭に、色とりどりの服をまとったろりぽっぷ子たちがとび回り、その生き生きとした姿に命の輝きを感じます。
19日には年長組さんが卒園式を迎え、59人のお友だちがろりぽっぷを巣立っていきます。卒園児たちは、これから27校の小学校にそれぞれ進むことになります。
さて、4月からはいよいよ年少・年中組さんも進級です。あどけない顔だった3歳児も、この一年ですっかり大人びて、友だちとのふれあいを楽しんでいます。4歳児は、年長組への進級を目前にし、もうすぐ大きい組なんだよね、と意欲満々です。それぞれのお子さんたちはこの一年に素晴らしい成長を見せてくれました。今まで同年齢の友だちが周りにいなくて遊ぶ経験が少なかったという子も、たくさんの友だちとふれあい、もまれながら、仲間との付き合い方を学んできました。

幼児期は人への信頼を築く大事な時期だと考えています。信頼できる大人がいる、大好きな友だちがいる、そんな安定した生活の中で人として大切なことを学んでいきます。
あたり前のことですが、過ぎ去った時間は取り戻すことができません。故に、二度と巡ってこないこの時期、何かをしなければならないかを私たちスタッフは常に胸に問いつつ、心を引き締めて新しい年度に向かいたいと思います。

チューリップが咲き誇る頃、新しい学年になったみんなに会えることを心待ちにしています。

シリーズ3『思いつき名人』※前号よりのつづき

今夏で675号を数えた週刊園だより「ばう」が、その思いつきで満ち溢れている。「山口牧場」「田植え」「稲刈り」「焼き芋」「挨拶」「文字」「課外授業」「園舎」「生活発表会」「誕生会」「ランチ」「昔、自然遊び」…見出しを見ているだけでこちらもソワソワ。
そのページの中で何が起こっているのか、「山口牧場」(2005.11.11)をのぞいてみると…
《野菜クズやパンをいっぱい用意して牧場に向かいました。気持ちの良い秋の光の中で、おなじみのポニーやヤギ、イノシシ、生まれたばかりのうり坊やガチョウ、放し飼いのニワトリなど、たくさんの動物たちが迎えてくれました。草原にはバッタやイナゴがピョンピョン。虫好きの子たちの顔が輝きます。山口さん夫婦に「こんにちは」のご挨拶をし、おじさんからのエサのやり方を教えてもらい、三々五々、好きな動物たちの所へかけ寄ってゆきました。》
そしてお土産にもらった1個の有精卵をめぐる家庭のドラマ。帰宅途中にヒビが入ったため、仕方なく割った卵。黄身がプルッとふくらんでいるのに「おおっ!」と目を見張る女児。「絶対育てる」と意気込んで持ち帰ったせっかくの卵を母親の目の前で床に落として1時間泣き崩れた男児など、どれも割れた卵をいとおしむ団らんの風景。うれしく、ちょっぴり悲しい子等の息づかいが聞こえる。
2007年8月現在、園児191名。「ハンディキャップも個性の一つ」作家 大江健三郎の言い分に大賛成して5%の障害児も受け入れた。
園児の通園区域は岩槻区内50%、その他春日部市など近隣市からの園児にまじって1名、千葉県関宿からの園児も元気に通っていた。
小学生の休校日里帰り「カミング・ホーム制度」。毎年8月の同窓会も繁盛。今夏2007年は214名を数えた。今年、卒園生が「保育実習」にろりぽっぷを選んでくれた。
順風満帆のろりぽっぷ丸?いや、平野園長に一つ大きな悩み。それは結婚後に辞めてくゆく先生たちの多いこと。「このきつさじゃ仕方ないかな?」と思う反面、勝手と知りつつ「こんなやり甲斐のある職場なのになぜ?」の思いも。少数ながら子育て後、再復帰のお母さん先生に期待のふくらむ現況という。

思いつき名人に名案あれ、と祈るしかなかった。

おわり

きっと大丈夫 信じてまかせる

【年長特集号】てんとうむし 868号 2013年3月8日

てんとうむし868号

2日(土)の上野動物園は強風に悩まされましたが、7時間に及ぶ自立への旅を大好きな仲間たちとやり遂げました。
残された園生活もカウントダウンに入り、今週も思い出作りのイベントがぎゅっとつまった1週間でした。
1つ1つの活動を終えるごとにしっかりとたくましくなっていく年長さんの姿をしみじみとまぶたに焼き付けているこの頃です。
ことばよりビジュアルで見ていただくのがいちばんと、今回は年長版特集号です。

さよならするのはさみしいね

【年中・少特集号】てんとうむし 868号 2013年3月8日

てんとうむし868号
行きつ戻りつしながら少しずつ春に近づいている今週。暖かい日差しに誘われ、年中組はジャガイモの植え付けを行いました。水曜日、木曜日は年長組とのお別れを前に、合同ランチの食事会を楽しみました。あわただしい中にも、入学、進級を楽しみに待つイベントが続きます。本日(金曜日)の内牧公園へのお別れ遠足の様子は次号でお知らせ致します。おたのしみに…。

今週のろりぽっぷ子たち

合同ランチ

合同ランチ

シリーズ2『思いつき名人』 ※前号よりのつづき

《自分の子を入れたい幼稚園》

17年前、園児12人に減少した慈恩寺幼稚園。あわや廃園の瀬戸際に追いつめられ経営者が交代、子どもの病気もあって一旦主婦業に退いていた平野さんに園長の声がかかった。新しい経営者が掲げた自由保育の看板。「お金の心配は要らない」と言われて引き受けた。
久しぶりの現場復帰。さてどんな幼稚園と考えた。しかし百人いれば百個の楽しさ、千人いれば千の幸せと考えあぐねて、そうかと思いついた。「自分ならわが子をどんな幼稚園に入れたいか?」
そこがスタートだった。「行ってきまーす!」と子どもが自分から進んでバスに乗り込む幼稚園。子どもが1日中楽しい園。
ではどうしたら子どもたちが楽しいと感じるか?自宅発6時50分、7時45分園到着の通園でそのことを考え続けた。
そして行き着いた結論。それは「数が数えられ字が書ける皆んな一緒」の学校型ではなく、日々の生活の基本を学習する一人一人型の幼稚園。
そして始まった3才からの菓子づくり。果物を切ったり、包丁も使わせてみた。危ないからダメではなく、危ないものをどうして危なくないように使いこなすか。それを憶えさせるために。
5才からのキャンプで子どもの手だけでカレーを作らせた。大崎公園での銭湯入浴もやらせた。
散歩も施設のある公園には連れず、施設のない原っぱに連れていった。
「そこで工夫する遊びが自分の遊び」と平野さんは言う。先ず「自分が何をやりたいのかの発見」。そして「誰とどうしたいのかの発見」と「どうすればもっと面白くなるかの発見」。その3つの発見が「子どもが自分で物事を考え方法を選びとる知恵」の練習。「自分が何が好きで何をやりたいのかを自分で見つけられる子」。それが平野園長の目指す“ろりぽっぷ園児”である。
「トライが好き」と平野さんは言う。そのために、思いつきを大切にする。「こんなことはどうかな?やれたら面白そう…」という自分の思いつき。「ここをもう少しこうしましょう」という職員のプラス思いつき。そして「ここが一番楽しかったみたいです」という父兄の結果思いつき。

※次号へつづく

第3者がみた幼稚園

てんとうむし 867号 2013年3月1日

てんとうむし867号
少し前のことになりますが、地方紙「埼玉日報」のインタビューを受けたことがありました。
シリーズ「いま埼玉を生きる」に掲載されましたが読み返してみると記者の目からみた「ろりぽっぷ」がなかなか面白く、皆さんにもちょっとお知らせしたくなりました。
という訳で突然ですが、今回は第3者が見た幼稚園です。

シリーズ1『思いつき名人」 ろりぽっぷ幼稚園 園長 平野マリ子さん

「さぎ山公園で遊ぶ子供の姿がとても良かったから」と読者推せんを頂いた。
「ろりぽっぷ幼稚園」園長の平野マリ子さん。

<沿革>
昭和48年4月、慈恩寺幼稚園として開園。その後平成3年園名をろりぽっぷ幼稚園に変更、新教育要領をもとに遊びを中心とした保育への転換をはかる。
<園児>
8クラス191名(※`07年現在)
<教育目標>
友だちと思いっきり遊べるのびのび保育。朝登園したら好きな遊びを好きなだけ、自分のペースで一日の生活を決めることができます。3,4,5才の友だちが入り混じってどこでも誰とでも遊べるバリアフリー。
自然とのふれあい、五感を刺激する体験が豊かな感性と知的好奇心を育てます。園の周りにある雑木林や田畑などの恵まれた自然環境を活かし、散歩、野菜、果物の収穫、料理を通し、いろいろなことを感じとったり知恵を学んだりして、人として生きる力を身につけます。

ホームページの口上書きである。どこにでもあるふつうの幼稚園、と判断するのは早計の至り。その後がものすごい。

<自然とふれ合う体験から生きる力を>
その①—よもぎ団子、イナゴのつくだに、干し柿何でも作っちゃお—
散歩に出かけて見つけたものを食べることも。ろりぽっぷの子はよもぎの葉の見分け方の分かりますよ。

その②—包丁だってお手のものー
月に1回の誕生会は子どもたちの手作り菓子で祝います。3歳から果物を切ったり包丁を使い始め5才児になるとキャンプでは自分たちの力でカレーを作るまでになります。

その③—1枚の切符が自立への第一歩—
4才から始まる「電車に乗ろう」でお金の使い方や世の中のルールを身をもって学んでゆきます。

その④—年長になったらキャンプに行くんだよ!!—
ワクワク、ドキドキの頂点は1泊のテント生活。家を離れお友だちと過ごすキャンプ場の夜、そして朝。たった1夜だけなのにやけに大人に見えた子どもたちのかお、かお、かお…。

その⑤—全園共通のクラスメイトは雑種犬バウ(14才)—
元野良犬だったのを皆んなで拾い育てて40キロの大型犬に、「おはよう!」と朝玄関で迎えるバウの頭を全員が撫でて登園します。

平野園長に挨拶を済ませて席につくと、早速そのバウがやってきて足元にどかっと寝そべった。「いつもこうなんです」と平野さん。園長秘書のつもりでもあるのか、耳を左右に動かして油断がない。

※次号へつづく。

今週のろりぽっぷ子たち

ミステリーレストラン
年長組

ミステリーレストラン

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