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子どもだって悩むんです 〜心が普段着になってみえること〜

てんとうむし 844号 2012年6月22日

今日現在で保育日数50日が経過しました。入園児、進級児共によそ行き姿からふだん着姿を見せてくれる様になりました。言いかえれば緊張がほどけて素の自分が出せるようになったということでしょうか。無理にがんばったり、いい子をしなくていいという安心感が芽生え、少しずつ心が解放されてきていると感じています。その分、甘えたり、泣いたり、怒ったり、いつもと違った姿を見せるお子さんも多くなり、子どもの心の複雑さを感じる場面があります。

その1つに弟や妹の誕生があります。生まれる前から心の揺れが始まる場合もあり、誕生後も長期にわたり心が不安定になり甘えがひどくなったりすねたり笑顔がなくなったりといろいろな変化がみられます。赤ちゃんが生まれても何の動揺もなく気分が安定しているお子さんはほとんど皆無といってもよいかもしれませんね。

そうそう補助教諭の知り合いで16歳の男の子が、下の子が生まれ赤ちゃんがえりをしたという話しも聞きました。わざと親の手を焼かせるような事をする、甘えるなど大きくなっても自分を見てほしいというこっちみて行動がみられたということです。ましてや幼児期ではあたり前ととらえた方がいいのですね。

赤ちゃん誕生に限らず、兄弟関係の中でも真ん中の立場に置かれているお子さんの複雑な心理状態など、よくお母さんから相談を受けたりもします。ご両親は分けへだてなく育てているつもりでも、屈折した心理になりやすいのが2番目の宿命かもしれませんね。どちらにしても自分を見てほしい、手をかけてほしいという気持ちは大きくなっても何らかわることはありません。(だって、私たちだってそうなのですから…)

また今までとは違う姿をみせるお子さんの中には、進級し新しいクラスの友だち関係で揺れ動く心をもて余しているケースもあります。新しい人間関係を再構築している過渡期にあってさみしさや不満がいろいろな形で表れています。着地点を見つけるまでは、やはり時間が必要、お子さんの力を信じて見守っていただきたいと思います。

というわけで、ろりぽっぷではお子さんの心の様子や変化を捉え、その原因を探り、どのように理解し対応していったらよいかを保育者全員で話し合うようにしています。
子どもは、自分の気持ちや感情を言葉ではなかなか表現をしてくれません。表情や態度から気持ちを汲みとり、理解し、そして心に寄り添うことで、子どもと心を通い合わせることができたらと、保育者たちは願いながら子どもたちと共に暮らしています。

今週のろりぽっぷ子たち

じゃがいもほり6/18(月)年長・年中

じゃがいもほり

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